大学受験の勉強をしていないあなたへ。モチベーションを上げるには?

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

こんにちは!オンライン塾を運営している、あっきーです

あっきー

あっきーさん。私最近勉強ができてないんです。模試の結果が悪くてここ1週間くらいまともにできてなくて、親や友達にも「志望校諦めたら?」と言われて・・・

リケジョになりたいAIさん

・秋になっても模試の結果が変わらない

・親や友達に志望校下げた方が良いと言われる

・周りはどんどん結果を出して自分は現状維持

僕が今まで見てきた中でも、このような理由で勉強してない受験生が多いです。大学受験においてこのような悩みを持つのもわかります。僕もありましたので。

ですが、この悩みを解決方法というのはあります。

実際に僕がやってきたモチベーションの上げ方でもありますし、僕がいくつものセミナーに参加したことで分かったモチベーションの維持の仕方でもあります。そして、社会人でもやっていることです。

 

この記事では、大学受験の勉強をしていない高校生が上の悩みを解決し、どのようにモチベーションを上げていくか話をしてください。

「大学受験の勉強をしないで後悔する」というのが怖い人は必ず最後まで読んでください。

 

模試で結果が出ない→高3の10月~11月まで我慢しろ

「模試で結果が出ない」という受験生の悩みをよく聞きます。E判定でこのまま大丈夫か・・・

目の前の結果に焦りと不安を感じることは僕も経験あるので本当によくわかります。

ですが、冷静になって考えて見てください。

あなたが受けた模試はいつの話ですか?

また勉強の成果がどのくらいで出るか考えたことありますか?

勉強の成果は10月~11月になって出始める

 

勉強の効果が出始めるのは1週間とか2週間後ではありません。

2~3か月後になってだんだん見え始めます。

 

英単語を1週間で100単語覚えたとしても、それだけじゃ長文なんてまだまだ分かりませんよね?

ですがそれを3か月(12週間)続けたらどうですか?

1200単語覚えたことになります。1200単語覚えられればセンターの長文は問題なく読めますし、2次試験もある程度対応できるレベルになってきます。

1週間で物理の力学分野を終わらせても、初見問題を解けるレベルに上がるとは言えませんし、他分野も残っています。

ですが3か月コツコツ積み重ねれば、勉強していた分野が力学だけだったのが熱力学や波までに広がって、1週間では理解できていなかった部分、そして問題演習の量も増えて模試の問題も解けるようになると思いませんか?

 

誰もが「勉強すればすぐに成果が出る」と思っているのですが、そんなことはまずありえません。

2~3か月が分岐点なのです。これは勉強に限らず、筋トレや語学習得など様々なところでも言えることです。

 

高3の夏休み、「必死に勉強してきたのに夏休み明け9月くらいの模試で全然成果が出なかった・・・」

それは当たり前です。まだまだ時間が足りてないです。

夏休みが明けた2,3か月後の10月~11月になって初めて伸びを目にすることができるのですから。

 

なので、夏休み中や夏休み直後の模試を引きづっているのならその模試の結果を破り捨てましょう。

また10月の模試で結果が出なくても11月に結果を出せばいいのです。

 

小さな成功体験を見つけること

また、模試の結果の見方にも問題があります。

「何点上がったか」、「判定はどうだったか」、「順位はどうだったか」などに目がいきがちではありませんか?

もちろんこれらは大事です。

ですが、これだけ見ても自分の不甲斐ない結果に挫折するだけです。

 

大事なのは、「どの科目の何ができたのか」を見ることです。

 

「物理の力学分野の単振動で満点が取れた」や、もっと深く「単振動で運動方程式を間違いなく立てられた」などのように

細かく自分ができたところを見ていくのです。

もし物理の全体の点数が下がったとしても、今まで単振動の問題は全滅だったのに1,2問正解できたとしたらそれは成功です。

(模試の結果の見方に関しては別の記事で詳しく解説します)

 

「全体の点数が上がる」というのは大きな成功ですが、結果が出るのは遅いです。

「この分野のここはできた」という小さな成功体験を積み重ねることで、気づけば全体の点数が上がっているのです。

 

小さな成功体験に目を向けてモチベーションを上げていきましょう。

親や友人からの「志望校下げろ!」→下げたところで意味があるの?

模試の結果などを踏まえて、親や友人から「志望校下げた方が良いんじゃない?」とか「諦めたら?」などの言葉を受けたときもかなりモチベーションが下がりますよね。

ですが、1つ自分の胸に手を当てて聞いてみてください。

「志望校を変えたところで意味があるの??」

 

志望校を下げたらなおさらモチベーションが下がるだけ

あなたはここまで「〇〇大学合格!」を夢見てきたんですよね。

東大合格!京大合格!東工大合格!早稲田合格!慶応合格!

この気持ちがあなたの勉強のモチベーションを保っていたはずです。

 

それなのに志望校を変えたところで勉強のモチベーションが上がりますか?

夢見た大学を手放すことになるんですから、モチベーションなんて無くなると僕は思いますよ。

そうなればますます「受験勉強してない」と焦るだけです。

 

受験生はギリギリまで伸びる

またこれはよく言われていることですが、受験生はギリギリまで伸びます。2次試験当日まで伸び続けます。

先ほど言ったように2~3か月後に勉強の成果が出てきます。

夏休みの成果が10月~11月に出るとしたら、10月~11月の模試の結果を踏まえて勉強した成果は1月~2月に出てきます

2回目の成長期は入試直前に出てくるのです。

 

あなたは1年間という受験勉強の中間地点に立っているだけです。成長期はギリギリになってもやってきます。

中間地点の一部分の結果だけであなたは志望校を下げて、その後のモチベーションさえも下げ、成長期を逃し、不合格に終わりたいですか?

 

人に言われたくらいで志望校を下げるくらいなら、あなたの志望校への思いはそれだけのことだったということです。

でも、あなたの志望校への思いはずっと強いはずです。

人に諦めろと言われようが、その志望校を目指し続けてください。それがモチベーションに絶対につながってきます。

 

周りがどんどん伸びてる→それって自分に関係ある?

最後のこの悩みについてです。

僕も経験ありますが、周りがどんどんC,B判定をとったり偏差値を大幅にアップさせている中、自分は変わってない・・・

というのもかなりモチベーションを下げるきっかけになります。

 

ただ、それって・・・

「あなたに関係あることですか?」

 

志望校はみんな違う

周りで力を伸ばしている人の何人があなたと同じ大学を目指していますか?

3, 4人ほどじゃありませんか?

多くの人はあなたと違う志望校を目指しているわけです。

 

志望校の違う人と力を比べてもしょうがないですよね?その人たちはライバルになることはありえないのですから。

あなたが目指すのは大学合格ですよね?学年で1位を取ることではありませんね?

 

志望校ごとに必要はスキルだっていろいろ変わってくるはずです。

極端な話ですが、東工大を目指す人であればセンター試験は足切りさえ超えれば何点でも良いのです(東工大はセンター試験の点数は関係ないので)。

なので東工大を目指す人はセンター試験の勉強はしなくても良いのです。

一方でセンター利用を取りに行く人は8~9割を目指してきます。

ですから、センター模試でこの二人が競い合っても意味がないわけです。

 

得意不得意だって人それぞれ

また、人によって得意不得意は違います。

数学が得意で、英語が苦手な人もいます。

英語が得意で、数学が苦手な人もいます。

あなたが英語が苦手だとしたら、英語が得意な人に英語で負けてたとしてもそれはある意味当然なわけです。

苦手なもので勝とうとする必要は全くないんです。

 

苦手なものは足を引っ張らない程度に、受験生の平均程度に最低限持ち上げればいいのです。

そして、得意な科目で勝負できるようにすればそれで合格できるのです。

 

人と比べるのではなく、過去や未来の自分と比べろ

自分のテストの結果、勉強の成果というのは人と比べるものではありません。

過去の自分や未来の自分と比べるべきなのです。

 

先ほどの小さな成功体験の話と同じですが

「前回の模試で物理のヤングの実験の問題が解けなかった」という過去の自分と

「今回の模試で物理のヤングの実験の問題が解けた」という今の自分を比べれば圧倒的に自信がつきますよね。

 

そして、「東工大ではあと50点必要で、そのためには初見の干渉問題も解けるようにすべき」という未来の自分と比べることで自分のやるべきことがはっきりします。

これもモチベーションを上げる大きな考え方です。

 

自分で勉強してきたことですから、その成果も自分自身と比べないと意味がないですよね。

 

大学受験で勉強してないのは人を気にしすぎているから

もちろん、いろんな悩みがあってどれも受験勉強をしたくないと思うきっかけになります。

でもどの悩みもある共通点があります。

それは、「人を気にしすぎている」というところです。

 

これはしょうがないことではあります。受験は最終的に点数で決まるわけですから「完全に人と比べるな!」と言われても無理があります。

ですが、人を気にすればするほど自分の能力に不甲斐なさを感じて、モチベーションを失ってしまいます。

僕も完璧主義者だったので人と比べては「なぜ自分はこんなにできないの?」と思うことはよくありました。

 

ですが、それだけでは何も変わりません。

少しでも自分に目を向けて、目の前のことに集中しましょう。

 

受験生に読んでほしい本

どうしてもモチベーションが上がらない

不安や焦りで空回りしている

もし、そのような状態になってしまったら一度勉強から離れても良いと思います。1時間,2時間で終わらせても良いです。

ですが、残りの時間にこの本を読んでほしいなと思います。

↓嫌われる勇気↓

↓マンガでやさしくわかるアドラー心理学↓

↓コミックで分かるアドラー心理学↓

 

アドラー心理学というもので、受験生には結構響くことがたくさん書いてあります。この3冊は僕も実際に読みました。

どれか1つ購入して見るといいでしょう。アマゾンで買えば、わざわざ書店で買いに行く必要がなくなるので時間節約になります。

 

やる人は絶対に勝てる

いかがでしたか?

少しでもモチベーションが上がったとしたら僕はうれしいです。

 

とは言っても「やる気になった」だけではだめです。実際にやって、それをずっと継続していく必要はあります。

受験に受かる人はコツコツとやれる人です。

1日10時間、毎日やってきた人は絶対に勝ちます。それは今からでも遅くありません。

 

今、モチベーションが上がったあなた。

大学受験の勉強してないという状況から出たあなた。

 

あとはやるだけです。

 

物理に関しては以下のように「物理攻略合宿」というプログラムを無料で開催しています。

1週間、しっかり物理と勉強習慣の土台を作っていくものです。

「やる」と決めたあなた、ぜひ参加して行動に移しましょう。

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オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

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