受験勉強で知っておくべき問題集の使い方【2,3周しても無駄です】

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

どうも!オンライン物理塾長あっきーです!センター試験では物理満点をたたき出し、現役で早稲田大学に合格。1年間の塾講師を経験後、月2万人が利用するオンライン塾サイトを運営しています!

あっきー

受験勉強において問題集の使い方ってあるんでしょうか…

リケジョになりたいAIさん

今回はこのような悩みに答えていきます。

結論から言うとこうです。

2,3周解いても無駄

→大事なのは軸となる解法を身に付けそれを使う力

僕は問題集を1から解いて2,3周するように頑張りました。しかし、物理は高3の10月までセンター試験40点という状況でした。

しかし、そこからたった2週間で80点まで上げ、センター試験本番で物理は満点。そして現役で早稲田大学に受かりました。

その経験からわかった問題集の使い方をお伝えしたいと思います。

今回の内容は物理に限らないので、物理以外にも応用してくださいね。

オンライン物理塾長あっきー

 

ここで学べること

問題集はただ解いても無意味

問題集の効果を発揮できない人の特徴

問題集は軸となる解法身に付け使いこなす練習

問題集は2,3周しても無駄

問題集はただやみくもにといて、2,3周しても力はつきません。

これは、ただ問題を暗記しているだけだからです。

問題集を2,3周しようと考えると問題や解説を暗記する方向に進んでしまいます。

化学や物理の重要問題集を解いても難易度が高く、しかも解説もよくわからなくて問題の文章やその答え、そして考え方もすべて暗記して「これが来たらこう」とパターン化していませんか?

このような問題集の使い方はやばいです。そして意識してなくてもかなりの受験生がやっています。

よく、問題集は2,3周すべきだと聞きますよね。もちろんこれで力がつく人もいます

しかし、ただ問題を解いただけで2,3周しても無意味です。

 

受験生の間違った問題集の使い方

受験生で問題集を使っても伸びない特徴というのが以下の通りです。

  • 問題集選びに迷う
  • 受験期に3冊以上こなそうとする
  • 2,3周することが目的になっている
  • 問題集の解説で満足している

 

問題集選びに迷う

 

まずそもそも論として、問題集選びに迷っている人は効果的に問題集を使えていません。

問題集に迷うということは「問題集選びですべてが決まる」と考えています。・・・そんなわけありません。

英単語帳にはターゲット、シスタン、ユメタンなど様々ありますが、ぶっちゃけどれを使っても変わりません。

載ってる単語はだいたい同じですし、覚えやすさも変わりません。

物理の問題集には、セミナー物理、リードα、重要問題集、名問の森などがありますが、やはりどれを使っても変わりません。

確かに、難易度の違いがあったり良し悪しもあると思います。

しかし、基礎もないのに「みんな使ってるから名問の森使おう」というのは違いますよね。レベルがかけ離れすぎて結局無駄にするだけです。

 

受験期に3冊以上こなそうとする

 

また受験期に何冊も問題集をやろうとする人も危険です。

これも解けば伸びるという発想をしているからです。

先ほど言ったように、どの問題集を使ってもだいたい同じです。身に付く力もだいたい同じです。

そして、問題集をいくつもやると何がヤバいかと言うと無理な計画を立てようとします。

数学の「チャート、1対1、プラチカ」、これらをすべて1周するために「2週間でチャート1周終わらせたいです」と僕に相談にくる人がいます(マジです)。

ムリですよね。

いくつも問題集をやりたい気持ちはわかりますが、無謀な計画を立てて挫折するだけです。

受験期に3冊ははっきり言って無理です。過去問もやる必要がありますから最高でも2冊です。ちなみに、僕が受験期に使った理系科目の問題集(参考書)は最高二冊です。参考までに。

  • 数学 → チャート、プラチカ
  • 物理→セミナー物理
  • 化学→リードα

(過去問は除きます)

 

2,3周することが目的になっている

 

また、問題集を2,3周こなすことが目的になっている人もいます。

これは気づかない人が多いです。

「2,3周解けば分かるようになる」と考える人に多いですが、危ないです。

解くことが目的になると、1,2分しか考えていないのに答えを見て解説を読んで次の問題に移ろうとします。

完全に問題集暗記コースにはまります。

僕は少なくとも1問に20~30分は考えていました。特に数学は根気強く考えるようにしていました。

 

問題集は2,3周解く以上に大事な考え方があります。それを知らないと2,3周ただこなすことを目的にしてしまい、全然力が身につかなくなってしまうのです。

 

問題集の解説で満足している

 

また、問題集の解説で分かった気になっている人は危険です。

問題集の解説は基的に雑です。

良いとしたら数学のチャート、物理の名問の森くらいです。

重要問題集とかセミナー物理を見たらとても解説とは思えません。

それを読んで「よし分かった」と思うのは、たぶん理解できずに暗記してるだけです。

解説で分からなかったものを調べて理解したり、自分が知ってる解き方で解けないかを考えてみたりしないと何も意味がありません。

 

受験勉強の問題集の目的は「抽象→具体」の練習

この問題集の使い方を間違える人の特徴は一言でまとめると、「問題集の目的が分かってない」です。

問題集の本来の立ち位置は「理解度確認」です。

教科書で習ったこと事、得た知識を実際に使えるかを見るためのものです。

教科書で学んだ知識を踏まえ、問題演習をしていくと「あれ?なんか同じ解き方できるな」というものが見えてきます。

その解法こそ「軸となる解法」なんです。

問題集は、教科書でみにつけた基本的な知識から「軸となる解法」を身に付けて、それをいくつかの問題で使えるか実践するためにものなんです。

大雑把に言えば「抽象→具体」です。

 

受験生が知っておくべき問題集の使い方

これを踏まえるて、問題集の使い方を具体的に見ていきます。

一言で言えば「軸となる解法を身に付けること」です。

  • まずは徹底的に理解する
  • 軸となる解き方を身に付けてそれを元に問題を解く
  • 解説は暗記絵s図なるべく軸となる解き方で考えなおす

 

まずは徹底的に理解する

 

まずは、徹底的に理解しましょう。

当たり前ですが、結構みんなできてないです。

特に入試本番に近づいてくると焦ってとにかく問題演習を繰り返そうとします。

しかし、センター試験レベルの単語力がないのに、早稲田の英語を解けるわけありませんよね。

まずは、教科書にある基本的な内容を理解しましょう。これがあってこそ「軸となる解法」が見えてきます。

 

軸となる解き方を身に付けそれをもとに問題を解く

 

教科書の内容を理解したら、問題演習に入ります。もちろん教科書の内容では軸となる解法が見つからないかもしれません。なので、問題を解いていく中で見つけていくのです。

やっていくと「あれ?解き方同じじゃない?」と気づくことがあります。

それこそが軸となる解法です。

それを意識しながら、問題を解きましょう

 

解説は暗記せずなるべく軸となる解き方で考え直す

 

問題集の解説は軸となる解法のヒントとなり得ます。

問題集の解説は問題ごとに異なったアプローチをしている場合があります。

それを鵜呑みにせず、疑問に思ったらそれの解決にとことん時間を使ってください。

教科書を読みなおしたり、ネットで検索したり…

その疑問を解決していくと軸となる解法を見つけられます。

 

問題集は学校で配られたものだけで良い理由

問題集の使い方は分かったけど、何を使えば良いかわからないという人に使うべき問題集を教えます。

結論は「学校で配られた問題集で十分」です。

 

学校で配られる問題集は基礎から入試レベルまで網羅できる

 

学校で配られる問題集は基礎から入試レベルまで網羅できる問題集がほとんどです。そして、これ1冊で事足ります。

実際、先ほど僕が紹介した問題集(参考書)はプラチカを除いて学校で配られたものです。

基礎固めでは基礎問題を解いて、入試レベルの問題を解きたいときにその問題集の応用問題を解けばいいんです。

こちらの記事にも書きましたが、レベルの高い問題集にある問題、良問を集めた問題はだいたい他の問題集にも載っています。

なので、問題集ごとに差はありません。

これに過去問を合わせれば間違いないです。

 

軸となる解法を身に付けやすい

 

また、学校教材は難易度が幅広いだけでなく、問題数が多めです。

なので、似たような問題がよく見られます。

つまり、「あれ?同じ解き方してね?」というのが分かり軸となる解法を見つけることができるのです。

ここが分かってしまえば、難易度が高い問題集使っても変わりません。

 

ちなみに、物理に関しては「セミナー物理」がオススメです。ぜひ使いましょう。

 

軸となる解法とは?

 

ここまで問題集の使い方を見てきましたが、「軸となる解法」というのがよく分からないかと思います。

本質的な解法のことです。・・・と言っても分からないですよね。

また、これを手に入れるには時間がかかりますし、実際に僕も結構時間がかかりました。

それも教えてもらってやっとわかりました。

物理に関して言えば、

  • エネルギー保存則で使うべき公式は1つだけ
  • 単振動でやるべき3つのステップ
  • 熱力学の2大公式とその使い方
  • 光の干渉問題で意識すべき2つのポイント
  • 回路問題の全体像

などです。

僕は、すでにこれらを見つけてしまっています。なので、先に軸となる解法を身に付けて後は問題集で確認するようにしてしまえば爆速で力が伸びます。

これらを身に付けるプログラムがありますので、ぜひそちらもご覧ください。

 

まとめ:受験生が知っておくべき問題集の使い方

 

いかがでしたか?

今回の内容を参考に、問題集を使いこなして合格を勝ち取りましょう!

 

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オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

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