大学受験に落ちたら?【失敗した時に考えて欲しいこと】
どうも!オンライン物理塾長あっきーです!センター試験では物理満点をたたき出し、現役で早稲田大学に合格。1年間の塾講師を経験後、月2万人が利用するオンライン塾サイトを運営しています!
あっきー
今回は大学受験に落ちてしまったときのやるべきことというテーマで話していきます。
この記事にたどり着いた人は、入試直前で「落ちるかも」と不安に感じているか、受験に失敗して落ち込んでいるかのどちらかかと思います。
そんな方々に、向けて伝えていきたいと思います(後者をメインに)。
僕自身、併願校に進むか浪人してもう一度挑戦するか1週間も迷ったことがあります。
そして僕は大学に通ってみてそのほかの選択肢もあると気づきました。
僕はそれをシェアしたいと思います。
志望校に落ちてしまった方はこれが救いになると思いますので、必ず最後まで読んでください。
受験に失敗する人の特徴
受験に失敗した時に考えて欲しいこと
目次
大学受験に失敗する人の特徴
まず、受験に落ちてしまう人の特徴があります。
「計画ができていなかった」とか「勉強法を間違えた」とかあると思うんですが、僕はたった1つだけだと思うんですね。
受験に落ちてしまう人は、努力が足りてない。信じたくないかと思いますが、ただこれだけです。
そもそも勉強量が足りていない
勉強しているつもりでも、勉強量が圧倒的に足りていない人が多いです。
学校の授業がない日は毎日10時間は勉強していますか?
僕はこれくらいやらないと受からないと思っています。
僕はこれだけやっても受かった大学は1校だけです。休日含め、毎日学校に行って勉強しました。平日も授業が終わっても家に帰らず下校時刻ギリギリまで勉強しました。
そこまで勉強しても受からないことがあるんです。とはいえ、自分はもっとできたことがあったと思っています。
やみくもに勉強している
勉強量はカバーできてもそれだけではないのが事実です。
努力はベクトルです。量だけこなしても方向性が間違ってたら実りません。
物理や化学を暗記だと思っている人はまず受かりません。
問題集の問題・解答・解法を暗記しているようであれば受かりません。
いかに本質的なものをついてパズルを作るかのように問題を解けるように勉強をしなければいけません。
計画を立てる必要はありませんが、勉強の努力の仕方を間違えると落ちてしまいます。
初めから受からないと思っている
また、受験には気持ちが大事です。
実は、同じ志望校を受けるライバル同士にスキルの差はほとんどありません。
入試直前期のあなたへ。一週間前から前日までに知っておきたいことでも書いたのですが、得点は「コンディション」も関わってきます。
初めから落ちる前提で受ける人は、本気で受かりに来てる人に勝てるはずがありません。スキルが多少上だったとしてもです。
本番だと力が出せないといっている人
先ほどの気持ちの部分にもつながりますが、本番で力を出せないと思い込んでいるのもダメです。
それは入試本番だけでなく、模試もです。
「今回もダメだった、ことごとく本番に弱いな」と思いつつ変えようとしないなら落ちるに決まっています。
僕が落ちた原因がたぶんここです。
日頃の勉強の成果をたまたま出すのではく、意図して出せるように模試、そして本番に臨まなければいけません。
大学受験に落ちたときの4つの選択肢
受験に落ちる特徴は「圧倒的努力が足りない」という話をしました。ちょっときついこと言ったかもですね。
しかし、受験に落ちてしまった以上もう戻れません。なので次のステップを考えましょう。
僕は大学に落ちてしまったときには4つの選択肢があると思っています。
- 併願校に行く
- 浪人する
- 海外の大学を目指す
- 受験以外の道で生きる
併願校に行く
まず、第一志望に落ちてもどこか私立に受かっている場合です。
もう1年も勉強するのは無理だわ・・・という人は併願校に行くと良いでしょう。
併願校に行ってしまえば、少なくとも今までとは違った景色が見られるので受験に落ちたことを気にしなくなるくらいの経験ができるかもしれません。
浪人する
あるいは浪人する方法もあります。
どうしてもその第一志望を諦められないという気持ちがあればもう一度挑戦するメリットは十分にあります。
その気持ちを押し殺して併願校に進むくらいなら、もう一度挑戦した方が良いかなと思います。
僕は「浪人」か「併願校に進学」かで非常に迷いましたが、「併願校に進学」を選びました。
海外の大学を目指す
実は、意外と知られていないんですが、海外の大学を目指すというのもアリです。
大学は日本での受験しかないと思われがちですが、意外と海外の大学に進学する高校生もいます。
アメリカには日本のような「試験を受けて点数で判断する」という受験を取らないことが多いです(もちろん大学によって異なりますが)。
英語力と成績で判断されますが、英語力も高校卒業レベルのもので切り抜ける方法もあったり、成績もオール3で行く方法もあります。
これについて詳しくは日本受験だけじゃない!海外の大学に編入する新たな進路を見てくださいね。
受験以外の道で生きる
最後は、受験以外の道で生きることです。
実は大学に行かないでめちゃめちゃ大成功している人ってたくさんいます。
実際に中高生でブログを書いてお金を稼いでいる人、大学行かずに起業した人、大学行かずに世界を旅してそれをYouTubeで発信する人。
今の時代、大学に行かず、就職もせず自分のやりたいことで生きている人もいます。
そんなこと信じられないと今は思うかもしれませんが、それは皆さんがそういう世界を知らないだけです。
「ネットビジネス」や「ブログ運営」、「大学生 起業」などでググってみたりツイッターを見てください。たぶん、世界が広がります。
「併願校にも進みたくないけど浪人も嫌だ。というより大学に行く必要性って?」と感じてしまった人は調べてみると良いですね。
大学受験に失敗した時に考えて欲しいこと【早大生の本音】
大学に落ちてしまった人に選択肢を4つ見せました。
最初の2つしか皆さん知らなかったと思うので、安易にこの2つの選択で考えようとします。しかし、一度立ち止まった方が良いです。
僕が「併願校に進学する」という決意をし、その後大学に通って実感したことを教えます。
東大以外なら浪人せず併願校に行くべき
まず、ぶっちゃけ東大以外は浪人してもあまり意味がないかなと思います。
今の時代が学歴とかどうでもよくなってる時代です。
東大に行く、あるいは研究者になりたいのならともかく、そうでないなら別にどの大学に行っても学ぶこともできることも変わりません。
僕も実際に本命の東工大に落ちて、唯一受かった早稲田に行くか、蹴って浪人するか1週間迷いました。ただ、ボーとしてずっと部屋で寝転がり、食事は1食でした。
僕はある本を読んで進学を決意しましたが、実際に早稲田に行ってみたら東工大のために浪人するのはバカらしいと思いました。
併願に行くのは不本意かもしれませんが、人間って案外その道でよかったと思えるものです。
そして、浪人するよりも進学した方が知らない世界に出会えるかもしれません。
僕は海外進学とかネットビジネスを知ったのは大学に入ってからです。そして、その後ブログにチャレンジしたら僕の大学に来ている留学生YouTuberにも出会えました。今は留学の準備中です。
わりとこれらは僕の人生を変えつつあります。
東大は別格なので浪人する意味はあると思いますが、そうでないなら進学しましょう。
大学に行くことがすべてじゃないと思う
僕が大学進学を決めた理由は単純に皆さんと同じように「進学」か「浪人」の2択しか知らなかったからです。
もし先ほど見せた「ネットビジネス」だったり「海外進学」という道を知っていたら間違いなくそっちを選んでました。
今の時代大学に行く必要もないかなと、大学に進学したからこそ感じました。
何より、大学以外の世界で生きている同年代の人たちはどこかキラキラしているように思えます。
受験期は必死だったと思いますが、今受験が終わって考える時間があるならこれについても考えるべきかなと思いますね。
例えば僕は今はブログという世界で生きています。やはり大学よりもそういう世界はレベルが違う広さがあります。
僕も大学生向け、そして自由に生きたい人向けに別のブログを運営しているので参考にしてください。
大学受験に落ちた時にやるべきこと
選択肢4つ、それについて深掘りをしました。
しかしまだ決断ができない状況にあるかなと思います。
そこで、僕の決断のきっかけとなったものを2つお見せします。
どこか自然のある場所に行く
僕は1週間、浪人するか進学するかで迷いました。
しかし、ずっと家にいて考えてもしょうがないと思い始め、ふと外に出かけました。何もあてはなかったんですが、「あ、江の島いこう」と思って一人で江の島に行きました。
これが心を晴らしてくれたきっかけですね。
江の島というきれいな自然に触れるだけでもすごい気分が晴れます。
また、この日たまたまとある大道芸をみました(名前は確か大道芸人ひろとだった気がします)。その方の芸(ジャグリング)を見て何か「前に進まなきゃな」と感じたのをはっきり覚えています。
嫌われる勇気を読む
僕は「嫌われる勇気」という本に救われました。
本当に浪人か進学かに1週間悩み続け、それでもどうしようもなくて、何かしないとと思ったときに見つけた本が嫌われる勇気でした。
「アドラー心理学」というもの題材にし「幸せとは何か?」という壮大なテーマを扱っています(ちなみにアドラー心理学はいずれにせよ知っておくと良いです)。
壮大ですが、僕はある言葉に気持ちが動かされました。
大事なのは「何を与えられたか」ではなく、与えらえれたものを「どう使ったか」である
多くの人は、大学を偏差値で決め「この大学に行けば素晴らしい生活が待っている」と思っています。
僕もそうでした。東工大と早稲田と偏差値で勝手に優劣を決め、その優れている東工大に行く以外他はないと感じてました。「東工大に行く」か「早稲田に行く」かで決まってしまうと。
しかし違います。どの大学に行こうが、そこで「何をするか」が重要なんだと。
だから、僕は「早稲田で何かをする」という方向にもっていきました。
これが併願校に行った一番の要因です。
このように、自然に触れてみたり本を1冊読んでみることで何か変わります。
とにかく大学受験に失敗したら新しい何かに触れてほしい
僕が伝えたいのは、とにかく新しいことに触れてほしいということです。
大学に行かなくてもいいとは言いましたが、大学に行く意味はありますし、実際に僕も海外の大学に行くつもりです。
しかし、それだけじゃないということも頭にいれておいて欲しいです。
別にネットビジネスでなくても良いです。もしかしたら怪しく思えるかもしれませんので。
とにかく何か新しいものに触れるようにしましょう。
何でも良いです。
英語、本、ちょっとした旅・・・
今までやって来なかったものに触れてみてください。
これは大学受験に落ちた人だけが手に入れられる経験です。
合格した人は進学するまで何もしない。ただ遊んで、のんびりする生活をする人がほとんどです。
落ちたからこそあなたはこの1,2か月じっくり考えて、新しいものに触れることができます。
まとめ:大学受験に落ちたときに考えて欲しいこと
これを読むまでは大学受験という道しかないと思っていたかもしれません。僕もそうでした。
そして、新しい道を僕は紹介したと思いますが、怪しいと感じますよね?
当然です。その世界を知らなかったわけですから。
でも、信じられないからと言って無理に大学に進んでも浪人しても、後から気づいて「あ、あっきーさんが言ってたことは間違ってなかった」となっても遅いです。
僕も大学に入るまで気づけませんでした。だからこそ今、みなさんには大学以外の道もあるという僕の言葉をを信じてほしいのです。
そして、そういう道を選んだ人の方が将来、芸能人レベルに人気になる、そして成功しています。
今や現役の中高生でもブログでお金を稼いだり、起業したりする人もいます。
ぶっちゃけ大学行っても何も得ずに終わってしまう人もいます。大学行っても意外と不自由なことに気づいて何もできない自分を嫌に思ったりします。
そうなるくらいなら、特に大学行ってその先で成し遂げたいものがないとしたら、別の道で「これをやっていきたい」というものを見つけて、それに没頭することがいいんじゃないかなと思います。
もし、これを読んで何か挑戦したい人は「ブログ」に挑戦してみるのも良いのかなと思います。
僕の別ブログでは「現役大学生が告白!大学生がブログを始めるのをオススメする理由」でブログをやるメリットを書いていますのでぜひ読んでみてください。
僕のもう一つのブログにもぜひ見に来てくださいね。