模試を受ける心構えって何?

 

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この記事を書いている人 - WRITER -
オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

受験生になれば多くの模試を受けることになるでしょう。

学校で受けるのはもちろんのこと、自分で塾が行っている模試に申し込んだりして、より多くの模試を受けることでしょう。

模試の種類には主に3つあります。

  • センター模試
  • 記述模試
  • 志望校模試

また、塾別で考えると

  • 河合模試
  • 駿台模試
  • ベネッセ模試
  • 東進模試

模試にはこう見ると様々だね。

また、それぞれで特色が異なる。それは、塾によっても結構違うんだわ。

なんだけど、どんな模試でもせっかくお金を払って受けているんだから有意義なものにしたいっすよね。

そこで、全模試に共通してやっておくべき心構えというのを考えていこう!!

そもそも模試ってなんのために受ける?

そのために、あなたに質問しますね。

「模試を受ける目的って何ですか?」

 

模試を受ける目的には主に二つあるんです。

  1. 本番と同じ環境や問題形式で受け、雰囲気になれる
  2. 学んできたことが本当にできているかを試す

でね、1番は別にどうでもいいんですよ。

これは、回数を重ねないとなれることなんてできないし、そもそも模試を受けるだけでこの感覚はつかめます。

 

問題は2番目ですよ。ここが、分かっているかどうかが模試を充実させることができるかを決めるんです。

 

これは、ただ受けるだけではだめです。ここに重点を置くことが、心構えとしてやっておくべきことなんですよ。

 

あなたは、模試をこういうイメージでとらえていませんか?

  • 全体で8割取ってやろう!!
  • 偏差値65は超えよう!!
  • 上位10%に入ろう!!

いずれにせよ、とにかく高得点を目指そう!!

っていう思いになっていませんか?

しかし、これでは絶対に模試を無駄にしますよ。

 

模試を受けている時点であなたの実力を出し切ることってできますか?

夏や秋に受ける模試っていうのは、本番とはまるで違いますよね。

あなたがまだやっていない範囲があったり、まだ入試を想定した問題演習なんかしていないですよね。

そんな状況で高得点を取ろうなんて思っても無駄ですよ。

それでも、高得点を取ろうと思えば、模試の結果が返ってきて

「あ、全然取れてない・・・」

 

っていう、典型的な一喜一憂パターンに終わります。

 

だから、全体で高得点を取ろうっていう気持ちは捨ててください!!

 

じゃ、具体的に何をすればいいのか?

っていうことを考えよう!!

絶対に正解することを決める

一番はこれです。

「正答率100%の分野を決める」

 

ってツッコミを入れないでください。

確かに、高得点を取ろうとするなとは言いました。

が、それは全体で」です

部分的には高得点、むしろ100%を目指してほしいわけですよ。

 

例えば、「物理」って言ってもいろんな分野がありますよね。

  • 力学
  • 熱力学
  • 波動
  • 電磁気

また、例えば「力学」の中でもいろんなものがありますよね

  • 仕事とエネルギー
  • 円運動
  • 単振動
  • 運動量

 

こうやって一つの科目にもいろんな要素があるわけですよ。

この分けた要素のうちで、完璧に正解したいところに重点を置くわけです。

 

そして、その決めた分野について模試までに徹底的に勉強するんですよ。100%解答できるくらいに理解を深めて模試に臨むのです。

 

これが、模試を有意義なものにするための最も良い方法です。

この方法の利点とは?

で、この方法の良いところはこれです。

「自分がその分野を克服できたかがよくわかる!!」

 

これがわかるかわからないかが、今後伸びるかどうかに大きく影響するわけです。

 

もし、全体で高得点を取ろうって考えると、さっき言ったように「全体の点数」で良し悪しを決めがちですよね。

そうすると、何が苦手で何が得意かが全く分からないっすよね。

わかるとしても

「数学が苦手だ」、「物理が苦手だ」っていうことくらいです。

 

また、全体の点数をみてもいろんな場合が考えられます。

例えば物理で「100点中90点取れた」って場合。この90点には二つのパターンがあります。

  1. どの分野も平均してよくできている(バランス型)
  2. ある分野は極端にできていないが、別の分野は極端にできる(アンバランス型)

もし2の「アンバランス型」だったら、要注意なんですよ。

「熱力学、電磁気、波はそれぞれ30点ずつで満点取れたのに、力学が0点でした」

なんてことだったら、相当危険なわけです。

受験で勝てるのは「バランス型」です。

ですから、全体の得点だけで評価するのは危険なのです。

 

一方、重点を絞れば、結果が返ってきたときにまずその分野ができたどうかを確認しますよね。

この時点で、全体ではなく部分的な得点に着目できているんです。(超重要)

 

多くは、「苦手分野」に重点を絞るでしょうから、その苦手が「克服できたか否か」っていうのがはっきりわかるわけですね。

できていれば、うれしいし、これからも継続しようってなりますし

できていなくても、もう一回やろう!!っていう気持ちになるでしょう。

 

また、分野ごとに見るっていう意識が最初に作られたので、次に

「別の分野はどうだろう?」

って思うようになります。

 

そして、別の分野を見るわけです。

 

すると、もちろんできていないところが見つかるはずです。だって、別の分野は全く重視していないんですから。

もし、別分野の正答率が悪かったならばその分野は苦手の可能性がありますよね。あるいは点数がばらつくような不安定なものでもありますよね。

そういうのは、ただ勉強していては気づかないことが多いです。ですから、それに気づいたとき

「次はこの分野に重視して、模試で点数取ろう!!」

っていう気持ちで勉強してください。

これを繰り返すことで、いつしか「バランス型」になっているでしょう。

これを目指してください!!

 

まとめ

まとめるとこうです。

  • 模試を受ける前は「どの分野を100%正答するか」を決める
  • その分野を重点的に深く理解する
  • 模試の結果が返ってきてその分野が克服できているか確認
  • 別分野の苦手を探す

以上を繰り返し行ってください。

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オンライン物理塾長あっきー。高3秋から1か月で40点点上げ、センター試験では満点を取り、その経験を活かし塾講師として活躍。塾・学校・参考書の内容やカリキュラムに違和感を感じ数多くの高校生を救うため、大学2年生で「受験物理Set Up」を開設。多くの高校生が活用するサイトに発展し、現在「合格への道」で勉強法に特化した受験サポートを行う。

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